【 パリ 】

美術 編

『ミロのビーナス』

ご存知!ルーブル美術館の至宝。こんな間近で同じ空間を共有できるとは。
19世紀前半にギリシャのメロス島で出土されました。
ルーブルを出て海外に渡ったのは1度だけ1964年日本での特別展示です。

ルーブル美術館には世界各国語の案内パンフレットが用意されていました。
緻密な配慮の中に世界の遺産を展示する誇りを感じます。

『サモトラケのニケ』

またもや!ルーブル美術館の至宝。眼の前にあるリアルな存在に半信半疑。
19世紀後半にギリシャのサモトラケ島で出土されました。
勝利の女神『ニケ』という名はスポーツブランドNIKEの由来なんですね。
NIKEのトレードマークも勝利の女神がつけている翼がモチーフだそう。

『横たわるオダリスク』

ドミニク・アングル作(1814年)
ドラクロワの民衆を導く自由の女神を見に行こうと振り向くと、予期せぬ出会い!
次から次へと感動的にぶち当たる芸術のパワーに歩みが進まない。凄い!
背中の美しさを冷静に見ると、人体構造上では在り得ない胴の長さに気付く。
アンバランスな表現こそが芸術美を強調するのだろう。

『モナ・リザ』

レオナルド・ダ・ヴィンチ作(1503年)
絵画というより神がかった存在となり、鑑賞というより崇拝に等しい気持ちになる。
絶対的な存在は永遠の美として防犯ケースに収められ、状態を管理されている。
1974年にルーブルから日本に渡り東京国立博物館で公開されました。
この前だけは強烈な人いきれ。それぞれが記念撮影に必死でした。

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